MySQL 8.0.11 のインストールと設定方法のグラフィックチュートリアル MySQL 8.0 の新しいパスワード認証方法

この記事では、参考までにMySQL8.0.11のインストールと設定方法、およびMySQL8.0の新しいパスワード認証方法のグラフィックチュートリアルを紹介します。具体的な内容は次のとおりです。

1. はじめに

Oracle が MySQL 8.0GA をリリースしました。海外での GA はリリース バージョンを意味し、テスト バージョンではなく正式バージョンを意味します。

MySQL をインストールすると、データベース サービスに加えて、基本的に使用されない多くのサービスもインストールされることが常にわかります。ここでは、MySQL のインストール プロセスについて説明します。 MySQL 8.0 をインストールしようとしたところ、Navicat が MySQL 8.0 に接続できないことがわかりました。検索してみると、MySQL 8.0 には 2 つのパスワード暗号化方法が用意されていることがわかりました。インストール時に新しい方法を選択しました。

2. MySQL 8.0をインストールする

2.1. MySQLインストーラーでサービスを追加する

追加ボタンをクリックします。

「カスタム」を選択してから「次へ」を選択すると、インストールするサービスを選択できます。

まず、インストールする MySQL サーバーを追加し、「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックしてください。変更が必要な場合は、必要に応じて変更してください。

インストールを実行するには、「実行」をクリックするだけです。

インストールが完了しました。次へ。

2.2. MySQLの設定

次に、MySQL 設定の構成を開始します。

デフォルトは次の通りです。

これを実行する必要はありません。デフォルトの設定をそのまま使用してください。他の要件がある場合は、通常はポートを変更するだけで済みます。

以前の暗号化方式を選択する必要はありません。8.0 がリリースされたばかりの時点では、サードパーティのクライアントは基本的にこの暗号化方式をサポートしていませんが、組み込みのコマンドラインはサポートしています。もちろん、開発環境にはこれをお勧めします。サーバー側は自分で検討できます。開発環境の古い暗号化方式には、落とし穴はありません。[従来の認証方法を使用する] を選択して、次へ進みます。

ルートユーザーのパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。

デフォルトは次の通りです。

実行をクリックし、構成を記述して Windows サービスを追加します。

インストールを完了するには、[完了] をクリックします。

次に、「次へ」と「完了」をクリックして完了します。

3. MySQLサービスを開始および停止する

ここでは詳細な説明は行いません。とにかく、タスク マネージャーのサービス タブで、mysql サービスのオン/オフを切り替えることができます。デフォルトでは自動的に開始されます。多くのリソースを消費しないため、自動的に開始するようにしています。

4. MySQL 8.0の新しいパスワード認証方法について

caching_sha2_password および sha256_password 認証プラグインは、mysql_native_password プラグインよりも安全なパスワード暗号化を提供し、caching_sha2_password は sha256_password よりも優れたパフォーマンスを提供します。caching_sha2_password の優れたセキュリティとパフォーマンス特性により、MySQL 8.0 以降では caching_sha2_password が推奨認証プラグインとなり、mysql_native_password よりもデフォルトの認証プラグインにもなっています。

翻訳: caching_sha2_password および sha256_password 認証プラグインは、mysql_native_password プラグインによって提供されるパスワード暗号化よりも安全であり、caching_sha2_password 暗号化は sha256_password 暗号化よりもパフォーマンスが優れています。 caching_sha2_password は、その優れたセキュリティとパフォーマンス機能により、MySQL 8.0 の推奨認証プラグインです。また、mysql_native_password に代わるデフォルトの認証プラグインでもあります。

新しい暗号化方式の使用によりアクセスできなくなる問題の解決策について詳しくは、caching_sha2_password の互換性の問題と解決策をご覧ください。要約すると、

1. 暗号化方式を古いものに変更し、設定ファイル my.conf に次の内容を追加します。

[mysqld]
デフォルト認証プラグイン=mysql_native_password

2. バージョン8.0.4以上のlibmysqlclientなど、新しい暗号化方式をサポートするクライアントを使用します。

3. 新しい暗号化方式をサポートする接続ドライバー (コネクタ) を使用します。

MySQL Connector/C++ 1.1.11 以上または 8.0.7 以上。
MySQL Connector/J 8.0.9 以上。
MySQL Connector/NET 8.0.10 以上 (従来の MySQL プロトコル経由)。
MySQL Connector/Node.js 8.0.9 以上。

PHP: X DevAPI PHP 拡張機能 (mysql_xdevapi) は caching_sha2_password をサポートしています。

4. 新しい暗号化方式を使用して古い暗号化方式に変更し、ルート ユーザーも対応する変更を行う必要があります。ルート ユーザーは依然として新しい暗号化方式であるため、alter ステートメントを使用してパスワードをリセットし、新しい暗号化方式のパスワードをカバーします。

ALTER USER 'root'@'localhost'
 mysql_native_passwordで識別
 BY 'パスワード';

password は、root ユーザーに設定するパスワードです。

参考記事: MySQL 8.0 へのアップグレードに影響する変更

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MySQL の異なるバージョンのインストール チュートリアル

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